"Monochromeの北海道 1966-1996" そして Ektachromeの頃

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猿払-芦野 (天北線) 1985

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浜頓別でオホーツク岸に出た天北線を北上すると、その沿線には観光地化されていない、されそうもない静かな海跡湖が点在していた。猿払原野の沿岸部にあたり、海岸湿原の原型を今に伝える存在であるらしい。確かに、その周囲は、湿原もしくは原野・原生林である。

猿払と芦野の間の「ポロ沼」もそのひとつで、周囲6Kmは猿払原野の湖沼群の中では最も大きい。
この湖面を背景としたカットには背後の台地への道を辿ることになる。
台地上の一帯は牧場と牧草地に開かれ、牧場名を失念してしまったのだけれど、牧舎にて来意を告げると快く迎えてくれ、以後も季節を変えて何度かお世話になった。
天気が良ければ、草食む牛達を身近に見ながらゆったりした時間を過ごさせてもらったものだ。ここでの列車間隔は異常に永いのだ。

列車は304列車<天北>。単行の気動車ばかりの中で、14系客車の7両組成は別格の存在だ。
駅の直前なので、分岐器制限と通票授受で列車はかなり減速していて、フレームをゆっくりと通過して行く。画角外だが、前方には猿払の通過信号機があって、それは進行を現示していたはずである。

ところで、牧草地周囲には放牧用の電気柵が巡らされ、牛達の流出を抑制している。訪問の際には、柵を越えるまでこれの電流を切ってくれるのだけれど、帰りはそうも行かない。120mA程度の電流だが、電圧は10000V程になる。危険はないけれど、触れればかなりの電撃を受けるのだ。一度は、ケーブルの隙き間を抜ける時に背負った三
脚が接触し、火花と共に全身へのあまりの衝撃にへたり込んでしまった。牛も逃げ出さぬ訳である。

[Data] NikonF3P+AiNikkor180mm/F2.8ED 1/500sec@f8 FujiSC42filter Tri-X(ISO320)
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