"Monochromeの北海道 1966-1996" そして Ektachromeの頃

姫川信号場 (函館本線) 1983

himekawa-Edit.jpg


姫川信号場の待合室からの展望(?)である。
この日は、函館方の函館桟橋起点43K500M付近のR301カーブで駒ヶ岳バックの絵をねらっていたのだが、生憎の降雨につき早々に切り上げて、ここで雨宿りがてらの撮影を決め込んだ。

この待合室は、この区間が通票閉塞の当時は転轍機に信号機梃子の置かれた運転上の要であったと思われる。ゆえに構内の展望が良い訳である。
この頃までは、信号場本屋隣に官舎も現存していた。

仮乗降場として客扱いをする、この信号場でこの頃どれくらいの利用者のあったものか、正駅ではないので資料が無い。
周辺の集落の配置から、おそらくは国道5号線側からの利用が多かったものと推察されるけれど、そこからは自動車の入れるものでなく、けもの道と見紛う草道が樹林帯を抜けて下りホーム中程に達しているのみであった。
この下り乗降場は、それなりの有効長を持つのだが、上り線のものは異様に短くアンバランスである。長編成の客車列車主体の当時、上りのそれは砂原線を経由していたゆえ、上りの乗降場は気動車2両分程度にて十分であったのだ。

いつかしらの夏の日のこと、撮影を終えて引き上げて来ると、この待合室にて寝そべり文庫本に没頭している旅行者の姿があった。旅のスタイルも色々だが、確かに誰にも邪魔されずに時間に浸るには絶好のロケーションだろう。
「駅ネ」もあったに違いない。

列車は、123列車長万部行き。
函館運転所の50系(51形)客車は、80年の10月から運用を開始し、29両配置の23両使用にて室蘭線の室蘭と江差線木古内まで、それぞれ一山の運用があった。

[Data] NikonF3HP+AiNikkor50mm/F1.4 1/250sec@f11 Non filter Tri-X(ISO320) Edit by PhotoshopCS3 on Mac.
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