"Monochromeの北海道 1966-1996" そして Ektachromeの頃

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

稀府 (室蘭本線) 1998

mareppu_02-Edit.jpg

稀府あたりの近年の変化と云えば、黄金漁港の設置・開港だろうか。1998年のことだから、それでも15年になる。
駅から防砂林手前、北黄金川橋梁までは海側に回って道道779号南黄金長和線を歩く。時間があれば、粟嶋神社の鳥居越しに噴火湾を眺めていた。その前浜に築港工事を認めたのは、まだモノクロで撮っていた1995年頃と思う。岸壁の構築に土砂を満載したダンプトラックが忙しく行き交ったのを覚えている。
伊達市が主体となって整備したここは、主に地元漁業に利用される第一種漁港である。漁港漁場整備法に従い伊達市が指定し管理者となる。
噴火湾岸を歩いていると、ここと同様に船溜りすら無かった海岸に第一種漁港が築港された例に多々出くわす。山越に国縫や長万部、大岸、虻田の新港と全て近年の整備である。けれど、水産庁の2009年版漁港港勢データによれば、全国的に第一種漁港は1980年の2137港が2009年でも2168港と、その総数に大きな変動は見られない。極く小規模な第一種を統合する例の多いことを示すデータと思うが、噴火湾岸での新設は、内海ゆえに国の補助による整備の遅れたとのことなのだろうか。
この黄金漁港は、稀府から黄金地区で浜に引揚げられていた漁船の利用に供するものではあるが、それを上回る規模で築造され、伊達市にはプレジャーボートなど遊漁船を収容してレジャー基地化する目論みもあるらしい。
平坦な海岸線には突起物にも違いなく、潮の流れの変わったものか隣接する牛舎川(稀府川)の河口には、この15年で砂州が形成され水鳥も集めている。

室蘭本線は、洞爺から有珠火山群の麓を通過するけれど、それを画角に捉えようとすれば海上に視点を置かねばならない。緩やかに弧を描く湾岸に従い、北舟岡を過ぎてようやく列車の後方に山容を取り込めるようになる。何の変哲も無い、駅から防砂林の直線区間に立つのは、そのためだ。
列車は、隅田川からの臨時貨物9051列車。
DF200なら、視点を低くすれば通信線柱を機関車の背後に隠せる。

[Data] NikonF5+AiAFNikkor ED180mm/F2.8D 1/500sec@f5.6 C-PLfilter Ektachrome Professional E100SW [ISO160/0.5EVpush] Edit by PhotoshopLR4 on Mac.
関連記事

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://northernrailways.blog.fc2.com/tb.php/481-3960074a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。