"Monochromeの北海道 1966-1996" そして Ektachromeの頃

七飯 (函館本線) 2003

nanae_08-Edit.jpg

七飯 (函館本線) 1981 の続きである。

その撮影位置は、今では地面ごと無い。2001年3月24日にここに開通した国道5号線バイパス函館新道の用地となり、切り崩されたためである。
1980年代半ば頃には、その近くで宅地の造成が始まって新たな俯瞰ポイントとなり、そこへ立つことも無くなったのだけれど、90年頃から函館線の車窓に耕作の放棄され荒地化するのが見て取れて訝しく思っていたところ、理由はそう云うことだったのである。
城岱牧場への新道となる町道上藤城8号線(通称-城岱スカイライン)も開通して旧道となった山道は、この工事にて入口部分が付け替えられ、そこの水路とともに新道をくぐり抜けて斜面を急坂で上ることとなって、周囲の樹木も伐採されたから桜町造成地より高度のある位置が得られるようになった。切取り斜面にはタラップも設置されて、さらに高さも稼げる。水路寄りの斜面なら上磯方向の海峡を大きく背景に画角が組めた。なお、この旧道は町道桜町8号線、造成地は町営桜町団地と云う。

高架橋からの盛土区間を往くのは、3051列車。ここでのDF200の仕業も増えて来た頃である。
曲線を描く高架橋区間を内側から見る視点の失われたのは残念なのだが、西に寄った太陽の斜光線を受ける位置でもある。午後の<ニセコ>も無ければ、生ずるフェイズを避けての夕刻向けのポイントと知る。
斜光線の照度と色合いなら晩秋に限るけれど、天候の安定しない時期でもあって幾シーズンか通うことにはなった。
最近では、2011年にもここに立ったけれど、その向こうに新幹線の高架橋が立ち上がりつつ在り、その完成までは封印せざるを得ない位置となっていた。さて、それの開業の暁には藤城線は貨物専用線と化すのであろうか。

[Data] NikonF5+AT-X300AF PRO 300mm/F2.8D 1/250sec@f5.6+1/2 C-PL filter Ektachrome Professional E100GX [ISO160 / 0.5EV push] Edit by CaptureOne5 on Mac.
関連記事

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://northernrailways.blog.fc2.com/tb.php/405-0be15dbb
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad