"Monochromeの北海道 1966-1996" そして Ektachromeの頃

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塩狩 (宗谷本線) 1986

shiokari_04-Edit.jpg

塩狩温泉の休館(廃業)を知ったのは、それが廃墟化しているとの情報を得てからだから、ずいぶん後になってのことだった。
蒸機の時代から存在は承知していたものの、そこに宿泊したのは85年から86年の宗谷本線/天北線をメインに渡道していた頃に一度きりで、それが最後である。
旭川に近い位置ゆえ、撮影後に移動すれば函館線内の何処かで各方面への夜行列車を捉えられたから、そこに宿を取ることなど考えもしなかったのだけれど、<宗谷><天北>が客車化されたとなれば、腰を据えてみようと云う気にはなる。それに、早朝から峠に立てば蘭留まで回送のDE10を後部に従えた322列車や、それを前補機にした貨物列車2本を狙えたのである。この頃、陽の長い時期なら、これらを加え最大10本の機関車牽引列車を撮れたのが塩狩であった。

宿は「塩狩温泉観光ホテル」と名乗っていた頃で、簡素だけれど清潔な部屋に、風呂は内湯だけで露天は無かったはずである。19時過ぎにと頼んでいた夕食はニジマスの料理、酒は旭川の伏見男山だったと記憶する。
いくつかの池が配された庭園が見事で、それは内地の温泉旅館のものと明らかに異なる北海道の景観であった。ニジマスは、その池で養殖しているものと聞いた。
今でも営業していたならば、2・3日逗留してキハ261系特急とじっくり向き合うのも悪くはなかったことだろう。
2005年9月の休業後には、新たな引き受け手を探したと云うが、それはならずに廃墟と化しているらしい。最近ににここを再訪した際も見に行ってはいない。

写真は、暮色の峠を下る304列車<天北>。
沿線によく設置(放置?)されていた列車見張台からの撮影。無風だったが、深々と低下する峠の冷気に堪えながら列車を待つのだった。
この頃の塩狩駅は、引続き要員配置は在ったものの、それは連査閉塞を扱う運転要員で旅客窓口は既に閉ざされていた。

[Data] NikonF3P+AiNikkor105mm/F1.8S 1/60sec@f1.8 Non filter Tri-X(ISO320) Edit by PhotoshopCS3 on Mac.

85年3月15日改正における稚内急行2往復の14系客車置替は、303<天北>302<宗谷>には札幌運転区と南稚内に昼間滞泊する317・318<利尻>編成を活用すれば可能であったが、305<宗谷>304<天北>についてはオハ14-8両/スハフ14-4両が需給増となり、その財源捻出は以下のとおりであった。

(1) 101<ニセコ>の函館発時刻を繰り下げて102からの折返運用と改め、これによる運用組数減(2→1組)にてオハ14-5両/スハフ14-2両を捻出。(102の時刻は84年2月改正にて繰り上げられていた)
(2) 同運用の編成減車によりオハ14-3両を捻出。
(3) 413・414<まりも>の6号車の予備電源車を兼ねたスハフ14の組成を取り止めて、これの2両を捻出。

これにより、101・102の運用は札幌持ちとなり、予備車を含む20両(オハ14-14両/スハフ14-6両)が函館から配転されている。実際の運用投入は改正に先駆け、3月13日の305Dを14系での運転として開始された。
なお、小樽築港機関区のDD51内燃機についても上記の(1)にて1両の捻出となって、これが303・304の札幌-名寄間に充てられた。(実際には、岩見沢第二機関区との間で一部運用の差替えを行い、303・304は同区の仕業である)
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コメント

線路際の宿

こんばんは。

しんしんとした峠の冷気が伝わる写真ですね。
いつもながら、あらゆる条件で写真は撮れるものと再認識させられます。

塩狩温泉、気になる宿だったのですが、寂しいですね。
撮影地のすぐ近くにある宿は心強いもの。
そしてほろ酔い加減で聞く「汽車の音」は、また格別ですから。

  • 2013/05/07(火) 23:11:07 |
  • URL |
  • 風太郎 #ORZvdv76
  • [ 編集 ]

Re: 線路際の宿

こんばんは。

無くなってしまうと残念なものですね。
温泉と酒/肴に261系特急の三本立てはやってみたかった気がします。
最近には、ユースを引き継ぐようなヒュッテが開業したみたいです。

  • 2013/05/08(水) 00:04:50 |
  • URL |
  • Wonder+Graphics #-
  • [ 編集 ]

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