"Monochromeの北海道 1966-1996" そして Ektachromeの頃

細岡 (釧網本線) 1982

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70年代から、年に幾度かの道内行きには必ず組み入れて通った釧網本線だけれど、96年の秋以来一度も撮っていない。その当時も既にそうだったように、新富士-中斜里間に1往復のみ残された貨物列車を除けば、気動車の単行ばかりで、貨物が翌年3月改正で廃止されれば「撮る気」の失せてしまったのである。
何も単行列車を嫌う訳ではないのだが、かつての機関車に牽かれた混合列車や、それの廃止後でも編成を組んでの急行列車を見慣れた眼には、なんとも物足りないのだった。

この線区の観光資源化を進める北海道旅客鉄道釧路支社により、89年と90年から釧路湿原とオホーツク海沿い区間に観光列車が設定され、それは機関車牽引の編成列車ではあったのだが、初代の車体外部塗色に、現行の2代目も開放型構造の車体には遠慮申し上げるしかなく、近年の14系客車が石炭ストーブを搭載されると云う思いもかけない晩年を送る蒸機の展示運転列車も然りである。
機会の比較的多い、団体向け気動車編成の運転は撮りたい気もしているのだが、沿線への人出を思うと足が向かない。
もっとも、この観光列車も乗るには楽しい列車で、二回ずつ「乗り」に行っている。その際の移動で見かけた猿間川橋梁は、ここも河川敷の樹木が成長して1両分程の見通ししか利かなくなっていたから、それを撮りに往くべき時なのかも知れない。

写真は、釧路湿原区間での612D<しれとこ2号>。キハ56/27の2両が網走行き、後ろの2両は標茶から標津線に入る中標津行きである。
こう云う鉄道風景が、さしたる苦労も無く撮れてしまうのもこの線区の魅力ではある。
ここに、キハ54のステンレス車体の単行列車も悪く無い、と思い始めているのはリハビリの進んでいる証か。

[Data] NikonF3P+AiNikkor105mm/F2.5S 1/250sec@F8 Fuji SC48filter Tri-X(ISO320) Edit by CaptureOne5 on Mac.
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