"Monochromeの北海道 1966-1996" そして Ektachromeの頃

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長万部 (室蘭本線) 1992

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標高30メートル程の二股付近で谷を抜けた長万部川は知来川を合流して、自らの形成した小さな扇状地の緩い傾斜を南流する。戦後に米軍や国土地理院の撮影した空中写真を見れば、標高が10メートルを切る美畑付近からの下流域では蛇行して、かつての流路の痕跡が幾つも認められる。
大きな出水のある度に流路の変わっていた、所謂暴れ川であり、抜本的治水には放水路の建設を要したのであろう。その放水路である新長万部川については、長万部 (室蘭本線) 1994に書いている。

これの開削に際して、かつての流路は水門により締切られ、オバルベツ川との合流地点まで細い水路の残されたものの水流はなくなっている。旧来の河幅は残された堤防にて知れるが、河川敷は広大なパークゴルフ場である。
本来の水源を絶たれた現在の長万部川は河川名こそ残るけれど、実質的にはオバルベツ川の延長、その下流部と云うことになる。

写真は、長万部川橋梁上の3054列車。
10月の初めの穏やかな午後、格好の餌場となった新長万部川あたりからは、ウミネコが一斉に飛び立って行った。

オバルベツ川は、10キロに満たない延長の小河川だから、橋梁下にかつての流量はなく水面は静止している。
ここでは、この上り線が複線化時の新設線である。蒸機の時代には、ここの左寄りから噴火湾を背景とした画角も切れたのだけれど、今は長万部町の汚水処理施設が入り込んでしまって叶わない。

[Data] NikonF4s+AiNikkor105mm/F1.8S 1/250sec@f8 fuji SC52filter Tri-X(ISO320) Edit by PhotoshopLR3 on Mac.
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