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"Monochromeの北海道 1966-1996" そして Ektachromeの頃

緑 (釧網本線) 1978

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ここは、釧網本線の釧北峠の網走方に在って、東釧路方の川湯とともに運転上の重要な地位を占めていた。峠の山中に信号場を持たない14キロあまりの長い閉塞区間の始端終端駅として、そして弟子屈からここまでが運用区間であった補機の解結駅としてである。それは、古くは道内に珍しい8620であり、後にはC58なのだけれど、1968年と云う早い時期に釧路機関区に投入された12両のDE10(27-38)に置替られてしまい実見してはいない。
74年夏の本務機運用の無煙化以降もこの状態は続いたのだが、78年10月改正にて補機運用のその重連総括制御を活かしての釧路-網走間の通し運転に改められ、この頃にはここに待機する機関車の姿も見られなくなっていた。

上下本線に加えて下り線外側に待避線と、機回しにも使われたであろう2本の側線を持つ構内は広く、待避線では貨物列車が旅客(混合)列車の先行を待っていたものである。開けた構内は、その側線の東側に南へと広がる草原に依るところで、そこはかつて上札鶴森林鉄道の接続していた広大な土場であった。そこの本線寄りには68年10月まで使われた転車台の存在したはずなのだが、この時の訪問では積雪のせいか、その痕跡を探し得ていない。

網走行きの混合634列車は、ここで対向する613D<大雪1号>の通過待ちで暫し停車する。待避線には1693列車が、それの先行を待っている。
貨物列車の設定が比較的多かった釧網本線には、待避線を持つ駅が数多く配されており、1982年の釧路鉄道管理局による配線略図では起終点と棒線駅を除く線内19駅中14駅にそれが見て取れる。(但し、その全てが運用されていたとは限らない)
なお、ここの混合列車は、貨車の前位組成定位により冬期の暖房を車載のウェバストヒータによっていたから、例え貨車の連結の無くても蒸気暖房のスチームの吐出は見られず、些か物足りない。前記の12両のDE10も後には1両を除いて蒸気発生装置非搭載の500/1500番台に差替えられている。
余談ながら、道内でDE10が蒸気暖房を稼働したのは、73年4月から86年3月2日までの江差線列車に対してのみである。

[Data] NikonF2A+AiNikkor28mm/F2.8 1/250sec@f11 Y48filter Tri-X(ISO320) Edit by PhotoshopCS3 on Mac.
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コメント

緑はいいとこなのだ!

うわっ!みどりなのだ、なつかしいのだ。
温泉はいりたいのだ。
ここの駅ノート、けっこう面白いのだ。
「『駅ノート』なる悪習」読みましたなのだ。むずかしかったけど、Jamさんに解説してもらって自分なりに理解したのだ。たしかにそうだんべなのだ。
・・・上札鶴緑(かみふだつるみん)

はじめまして、投稿します。
緑は、1984年に初めて下車しました。
そこから約20km上流の摩周湖まで
歩くためで、駅の人たちからは
「気をつけて行ってきてください。」と
エールを送られ、摩周湖まで歩き、湖面で泳いで帰りはレストハウスの方の車で駅まで送っていただきました。
それから、藤沢市の実家に帰る30年間、駅員さんはいなくなりましたが、
レストハウスの方とは毎年交流を続けてきました。
駅は変わってしまいましたが、自分らとしては一番思い出深い駅です。
・・・みならいかのん

1986年の11月にいった時には、
駅舎は残っていただけど、
駅員さんはもういなくなっていたのす。
できれば、1983年以前の3番線使ってた時代や、夕方(現)大田ストアーに
買い物がゆっくりできるくらい長時間
追越停車をしていた列車に乗ってみたかったのす。
・・・水清豊(みずきゆたか)

緑はとってもいいところで、別海に住んでいるときには月2~3回は温泉通いしていました。
車があったので、列車には乗りませんでしたが、
緑~川湯が好きで、トンネルを境にしたエンジン音の違いを往復しては結構楽しんでいました。
別のお写真に駅舎内の様子を撮られたものがございましたが、
3番線まで本当に活用していたのを見てなぜか感動しています。別に鉄道が好きだとかマニアとかではないんですが・・・
よい写真を拝見できました、代表してお礼申し上げます。
すいません、ブログのほうにしっかりとお返事書かなくては思いますが、うまく考えがまとまりません。その前に緑の写真にあってしまったので、こちらの雑感(いたずらくがきふうで)を先にあげてしまいました。
・・・牛田初(うしだはじめっち)

  • 2016/01/04(月) 13:55:08 |
  • URL |
  • つるみん&みならいかのん&ゆたか&はじめっち #-
  • [ 編集 ]

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