"Monochromeの北海道 1966-1996" そして Ektachromeの頃

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長万部 (函館/室蘭本線) 1994

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上りの<北斗星>の走りは、どんなに陽の長い時期でも有珠-長和間辺りまでが限界で、後は停車駅でのバルブと云うことになる。

駅の構内照明が、そこの機能縮小と共に廃され、かつての照度の失われつつあることは、ここにも何度か書いた。
ここ長万部も、構内南北2基の大型の照明塔に十数基の照明柱、加えて数多くの構内灯に照らし出され、Tri-Xフィルムならば増感を要さずとも出発シーンの撮影さえ可能であったものが、1984年2月1日改正における構内での貨車入換と組成作業の、86年11月1日改正での機関車滞泊と客車入換の廃止により北側照明塔と大方の照明柱が使用停止となり、近年まで稼働していた南側照明塔も、残されていた気動車の解結作業が構内要員の無配置化で乗務員による滞泊留置のみとなった93年3月18改正を以て消されてしまった。

構内東端に位置する室蘭本線上り本線に着発する列車のバルブには、貨物施設の廃止以降なら構内南部信号扱所手前に立てられていた照明柱の灯りに依っていたのだが、88年の<北斗星>の運転開始時には既に消灯していて、照明塔や気動車留置線への構内灯から漏れ来る光は在るものの、列車側面は陰になり正面側も60秒に満たない停車にはバルブ時間が保たないのだった。いきおい駅前広場や通りの街灯に頼らざるを得ないのだけれど、それも機関車停止位置には僅かな光線しか届かなかった。
加えて、本線運転中の列車なれば構内入線時の前部標識灯のビーム位置に遠近があって、これは乗務員の癖に左右される他なかった。

写真は、長万部室蘭本線上り本線に停車の6004列車<北斗星4号>。
停車時分が短く、バルブの定石まではとても絞れない。
上述したようなフィルム撮影での労苦は、ディジタルに移行して全て解消してしまった。拍子抜けする程に、だ。

[Data] NikonF4s+AiAFNikkor85mm/F1.8D Bulb@f8 Fuji CC35M+5B compound filter Ektachrome Panther100X(PRZ) Edit by CaptureOne5 on Mac.
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