"Monochromeの北海道 1966-1996" そして Ektachromeの頃

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長万部 (室蘭本線) 1994

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長万部川は、長万部岳東斜面を水源とする二股川と写万部山付近からの知来川との合流地点より下流の河川名で、北海道所管で長万部町の管理する長万部川水系二級河川である。流域/流路は長万部町内で完結して、その流路延長24.7kmは、本流の二俣川を含むものと解せられる。
この河川は、二股川/知来川ばかりでなく両水源の長万部岳と写万部山を結ぶ陵線からの多くの水流が流れ込み、加えて河口が噴火湾岸の砂州にて遮られて排水の悪く、大雨時には氾濫を繰り返す暴れ川でもあった。そのため、抜本的対策として計画/施工されたのが排水路の開削であり、通称の新長万部川がそれである。

これにて、室蘭本線には延長148Mの新長万部川橋梁が新設された。下流の国道37号線には新長万部橋が架けられ、ここから適度な距離で橋梁上の列車を見ることが出来る。河口付近の比較的延長の在る鉄道橋梁を海側真横から(即ち海背景でなく)撮影可能な例は少なく、羽幌線の小平蕊川橋梁が失われてからは、ここと根室本線の釧路川橋梁くらいであろうか。

写真は、新長万部川橋梁上の5013D<北斗13号>。HET色に塗色変更の進んだ頃だが、これは、この3月の改正にて3往復が残存した従来のN183系(最高運転速度120km/h指定車)による運用である。
人工の河川だけにシンメトリックな景観を見せる。河床の勾配は緩く、このあたりは極めて海水に近い気水域であろう。

この排水路を以てしてもなお、道函館土木現業所が、流域全体への日総降水量176ミリを想定して2005年に作成したハザードマップ『長万部川浸水想定区域図』によれば、二股付近から河口にかけての多くの地域が50センチから5メートルに水没し、長万部市街地も長万部中学校から町役場付近に至る区域で1メートル程度の冠水が想定されている。

[Data] NikonF4s+AiNikkor35mm/F1.4 1/500sec@f8 PLfilter Tri-X(ISO320) Edit by CaptureOne5 on Mac.
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