"Monochromeの北海道 1966-1996" そして Ektachromeの頃

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社台 (室蘭本線) 1970

shadai-Edit.jpg

社台ファームである。
ここの吉田一族に依る経営は些か複雑なのだが、1928年創業の社台牧場から、この当時は千葉県富里の千葉社台牧場社台支場を経て、千葉県に本部を置く社台グループの「社台ファーム白老」となっていた。だから、ここでの社台は地名ではなく会社組織名としての「社台」であったけれど、地元一般には引き続き白老町社台に所在の社台ファームと認識されていたと思われる。
この頃の観光ガイドブックにも「社台ファーム」とのみ紹介され、続く「白老」は落ちていた。そう、ここはサラブレッドを産する「観光地」でもあり、蒸機撮影においても放牧されるそれとを画角に収められる定番撮影地であった。国道36号線側から樽前山を背景にするのは今も変わらない。

ところが、夏のはじまりのこの胆振東部地域の天候は不安定で、札幌から遠くも無いこともあって幾度か通ったけれど、霧や小雨に巻かれることの多かったと記憶する。この日も好天の札幌から苫小牧に出ると小雨模様で、層雲の底辺が地上に接するかのように視界を遮っていた。
それでも、霧は背景に入り込む牧場の雑多な建物を隠してもくれ、列車がシルエットに浮かぶことも分かって昼過ぎまでをここで過ごしたのだった。濡れそぼった馬は、それを気にするでなく草を食むのに懸命で、そうタイミング良く首を上げてはくれないのだった。

写真は、社台ファームの直中、起点117キロ付近での224列車長万部行き。牽引は勿論C57である。
この区間、平坦な直線区間ながら速度の出せることも在って白老接近まで力行していた。C57は最高運転速度に近く、急客機の片鱗を見せてくれる。

[Data] NikonFphotomicFTN+AutoNikkor135mm/F2 1/500sec@f5.6 Y48filter NeopanSSS Edit by PhotoshopLR3 on Mac.

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コメント

こんにちは

馬産地日高地方が私の母の地元で
祖父は生前、日高支庁の畜産業としての馬の生産・育成にかかわる仕事をしていましたので 
ずいぶんいろんな話は耳にしました

日高の小さな牧場の生産者さんたちは 社台グループのやり方・勢いにどう食らいついていこうかと必死だったようですね 今もですが・・・
ダンナがバリバリの競馬ファンでもありますし、社台という名前には反応いたします(笑)

日高もそうでしたが 夏、よく霧が多かったように思います
海沿いの線路、汽車、馬・・・でも ものすごく晴れた日の記憶が少ないです 
それが 馬の体質?あるいは牧草にはいいものなのかな・・・
もうすこし祖父にちゃんと聞いておけばよかったです

  • 2012/11/30(金) 10:16:05 |
  • URL |
  • jam #-
  • [ 編集 ]

Re: タイトルなし

こんばんは。

そうでしたか。
競走馬なら日高の印象が強いのですけれど。

以前にオホーツクの牧場主に、海辺の牧場は塩分が働いて、
それでアルカリ性の牧草が生える、と聞いたことがあります。
そして、それは霧に包まれれば、その水分で養生されるのだとか。

もっとも、それは馬じゃなくて牛相手の話でしたが。

  • 2012/12/01(土) 01:57:37 |
  • URL |
  • Wonder+Graphics #-
  • [ 編集 ]

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