"Monochromeの北海道 1966-1996" そして Ektachromeの頃

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

豊浦 (室蘭本線) 1992

toyoura_09-Edit.jpg

9月ともなれば沿岸には鮭が回帰して来る。
大規模には定置網による漁獲だけれど、資源保護で設置は制限されていて、それを逃れた多くの鮭が母川を探して海岸に接近する。道内各地の浜に釣り人の竿が林立するのも、この季節である。
これは、道内で一般的な投げ釣りで、通称-ブッコミと呼ばれる。仕掛けに重い三角錘を付けて海中に投げ込んで、後は魚信を待つだけゆえ、竿を浜に固定して放置するのである。釣り人ひとりで複数の仕掛けを投げ込むのが作法と見え、盛期の浜には竿が立ち並び壮観ですらある。

噴火湾の水温はやや高く、ここへ注ぐ河川への回帰は道内でも最も遅いと云われており、豊浦漁港での貫気別川を目指す鮭の定置網漁は9月の始めに解禁され、10月に盛期を迎える。
高岡の浜には釣り人達の姿も見られるようになるが、資源保護のため河口付近には、道の水産林務部により禁漁区域が設けられ、貫気別川のそれは河口から左海岸300メートル、右海岸700メートルで、例年9月1日から12月10日が施行期間とされている。なお、ここでの左右とは、河口にて海に向かってのことを云う。
右海岸300メートルとなれば漁港近くまでを含むゆえ、多くの釣り人は左海岸、浜高岡地区の行き止まり、室蘭線の弁辺トンネル出口下あたりに集まることになる。

この光景を画角に取り込めぬものかと思うのだが、なかなかに都合の良い竿の並びや光線には出会えずにいて、それを添景にする程度の習作で終わっている。近年に整備された釣り突堤に立てば、これを海面を隔ててほぼ正面から撮れるものの、やや距離のあって林立する竿が背景に埋もれてしまうのが難点である。それともうひとつ、釣り人の大半が自動車にて訪れるゆえ、それは必ずや画角に入り込んでしまうのだった。

列車は、弁辺トンネルを出る8551列車。5列車直後を雁行して、秋冬の繁忙期程度しか走らないスジであった。

[Data]NikonF3P+AFNikkor180mm/F2.8ED 1/250sec@f11 FujiSC52filter Tri-X(ISO320) Edit by PhotoshopLR3 on Mac.

関連記事

コメント

こんにちは

網走に住んでいたころ 
この光景を何度も浜で目にしました
藻琴と北浜のあいだにある漁場踏切にはたくさんの釣り人の車が並んでました 

釣れた瞬間を見たいと思い 機会があればなんども後ろにはなれてじっとすわって見ていたのですが
・・・その瞬間に出会えた試しがない(笑)私がいると駄目なのか(笑)

皆さん忍耐強いなあと 思ったものです

  • 2012/10/18(木) 11:43:50 |
  • URL |
  • Jam #-
  • [ 編集 ]

Re: タイトルなし

こんばんは。

確かに。
列車のやって来るまで、ずぅっと見ているのですが、
ヒットしたのは見たことありません。
一度、竿がぐいっと撓ってアタリが来たけれど、結局バレちゃった、
てことはありました。

友人の釣り師によりますと、
この鮭釣りの世界も世知辛いみたいで、場所取りの「置き竿」てのが
横行しているようで、
まるで、どこかの世界で聞いたような話です。
私は、そんな撮影地には近づきたくもありませんが。

  • 2012/10/19(金) 01:14:54 |
  • URL |
  • wondergraphics #-
  • [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://northernrailways.blog.fc2.com/tb.php/246-65f0d76b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。