"Monochromeの北海道 1966-1996" そして Ektachromeの頃

川湯 (釧網本線) 1976

kawayu_02-Edit.jpg

釧路機関区へのDE10形式液体式内燃機関車の配置は早く、1967年度第二次予算にて新製の、それの2次車にあたる12両(27-38)が68年の5月から7月にかけて回着している。これらは、釧路以東の根室本線/釧網本線および浜釧路や天寧など釧路周辺の貨物支線と釧路操ヤードの無煙化を目的としたものであったが、本線列車では何故か旅客/混合列車よりも貨物列車が優先され、また、これにて釧網本線の釧北峠越え区間補機の完全無煙化が実現している。
早い時期での置替であったゆえ、残念ながらここでの蒸機による補機運転は実見していない。弟子屈に滞泊するC58の運用だが、それに混じって8620形も遅くまで残存していたらしい。DE10置替後では弟子屈-緑間が補機使用区間とされ、本務のC58に対して前補機も後部補機も存在した。

その区間に在る川湯には、おそらくかつてはここでも一部列車での補機解結作業が行われた名残であろう構内照明塔が、上下本線ともその出発信号機付近に設備され、それはこの当時でも点灯されていた。その高さの低いこともあって、それはTri-Xフィルムを以てすれば十二分に走行を写し止められそうな照度なのだった。

列車は、発車して往く混635列車。ここからは釧路行きの最終列車にあたる。
ディジタルであれば、僅かな灯りでも撮影は可能だけれども、夜の描写ならやはりフィルムに敵わぬと思える。それの撮影は、後処理も含めての完成形と承知していてもなお、である。

本来なら、この列車とここで交換となる網走への最終の北見行き急行<しれとこ3号>に乗車予定だったのだが、それが遅延して弟子屈交換となったおかげの「一枚儲け」のカットである。

[Data] NikonF2A+AutoNikkor105mm/F2.5 1/30sec@f2.5 Non filter Tri-X(ISO320) Edit by PhotoshopCS3 on Mac.
関連記事

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://northernrailways.blog.fc2.com/tb.php/207-8cf572ab
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad