"Monochromeの北海道 1966-1996" そして Ektachromeの頃

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

上野幌 (千歳線) 1992

kami_nopporo_06-Edit.jpg

ここへの記事に電気車両の登場することは、あまり無い。
それを好まぬ訳ではないのだが、この1996年までの期間で(そして、それ以降も)ほとんど撮っていないのである。1960年代後半から70年代に地方幹線の電化が進展する中で、唯一とも言える非電化幹線の残存した北海道にあってまで電気車でもなかろう、と言うのが正直なところだった。
勿論、そこの電化区間で被写体を待つ間に、それがやって来ればシャッタをレリーズしては居たけれど、そのために沿線に立つことはなかったのである。

写真屋の中の鉄道屋ならとっくにご承知であろうが、電化線区での撮影では架線柱や電車線路など電気運転設備の画角内での処理に加えて、電気車両なら集電装置の架かる位置など、フレーミングばかりでなくレリーズタイミングにも留意せねばならない。撮影意図と相反する制約が多々在る。
フレーミングの自由度の高い非電化線を撮ろうと思えば地方交通線になってしまう本州内線区と異なり、そこに特急列車も貨物もやって来る幹線系線区が在れば、それに眼の向くのは必然だったのである。

1988年度に北海道旅客鉄道へ721系近郊形電車が登場した頃には、東海旅客鉄道に311系、西日本旅客鉄道に221系、九州旅客鉄道でも811系など、一様に転換式クロスシートを採用した系列が都市近郊輸送に投入され、首都圏近郊輸送をはじめ地方都市圏にすらロングシート車を配備する東日本旅客鉃道管内の利用者としては、大いに羨慕の感を以て眺めたものであった。
721系電車でのクロスシート採用は、多分に空港連絡列車への運用を意識したものであろうが、通勤輸送に兼用されるには違いない。
これ以降に新造の731系や最近の733/735系が出入台仕切壁を廃したロングシート仕様とされているのは残念ではあるのだが、札幌圏での通勤通学輸送の混雑を思えば致し方ないのかも知れない。

写真は、上野幌の中線に入った2772M千歳行き、それを退避させて通過する3920M 快速<エアポート>新千歳空港行きである。92年7月からの<エアポート>運用は、この系列の本務とも言えるもので、同年増備の6両固定編成は同運用の小樽ないし札幌-新千歳空港間の設定にほぼ専用された。

[Data] NikonF3P+AiNikkor50mm/F1.4 1/125sec@f11 Fuji Sc56filter Tri-X(ISO320) Edit by PhotoshopLR3 on Mac.
関連記事

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://northernrailways.blog.fc2.com/tb.php/199-d761ec97
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。