"Monochromeの北海道 1966-1996" そして Ektachromeの頃

臼谷 (羽幌線) 1969

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内地に出て来て、ここでの海水浴と道内のそれとは「お作法」がだいぶ異なるのに気がつかされた。
湘南とか房総半島の浜で、テントを見ることはまず無い。ジンギスカンでなくともバーナーを持ち込んで料理する人々もいない。第一、焚き火なんてあり得ない。それは、例え夏場の海浜で行ったとしても、ここでは「キャンプ」の範疇、今時なら「アウトドア」行動に区分され、決してそれを「海水浴に往く」とは言わない。
各地の海水浴事情の見聞を多とするでないので、これは首都圏に限ったことかも知れず、青森県西海岸の五能線沿線ではテントを見かけたし、福岡市在住の友人は「海水浴にはバーベキュー」と言っていた。
道内の「海水浴」スタイルは、海の家や更衣室/シャワーなどが整備されない時代の、それの名残なのだろうか。

札幌周辺からの海水浴場といえば、近年では「あそびーち石狩浜」や「おたるドリームビーチ」が人気と聞くが、かつては銭函や張碓、蘭島と相場が決まっていた。旭川からであれば、瀬越や臼谷/小平/鬼鹿の海岸と言うことになる。
国鉄もシーズンには、これら海水浴場最寄り駅への臨時列車を運行していたのである。
旭川からの運転は、代々「かもめ号」の愛称を付与された快速列車で、羽幌線の羽幌までの設定であった。滝川-旭川間の電化まではヘッドマークを掲げた旭川機関区のC55が留萌まで直通で牽引していたが、以降は深川から深川機関区もしくは同区留萌支区のD51ないし9600となっていた。客車は旭川客貨車区の予備車と思われる8〜12両で、羽幌線各駅の有効長の関係から留萌での解結があったと記憶する。

写真は、臼谷付近での<かもめ号>。この日はD61の運用との事前情報を得ていたのだが、それは留萌までのことだったらしく、ファインダに現れた9600に動揺した覚えがある。

[Data] NikomatFTN+AutoNikkor5cm/F2 1/250sec@f5.6 NeopanSS Y48filter Edit by CaptureOne5 on Mac.
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コメント

JR深名線の路線バス廃止

  • 2012/08/11(土) 10:45:36 |
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  • 永江聡 #-
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