"Monochromeの北海道 1966-1996" そして Ektachromeの頃

森 (函館本線) 1996

mori_02-Edit.jpg


アメダス - 良く知られた気象庁の持つ「地域気象観測システム」の通称である。
全国に1311箇所の無人観測施設が置かれ、気温/降水量/日照時間/風向・風速の気象の4要素に(地点によって)積雪深を観測している。これらの観測要素は設置地点により異なり、八つの組合せパターンがある。
個々の観測施設は、設置地点の地点名にて呼称されている。
その地点毎の観測データは様々なルートで公表され、インターネット上でリアルタイムに読めることは、とっくにご承知と思う。

予報ではなく、一種の過去データになるけれども、撮影行動に多々活用させてもらっている。
気温の過去データは事前に装備を決定する目安となるし、日照時間データを見て、リアルタイムに晴天の地域への転戦を決めたこともある。
さて、冬期間なら積雪深で現地の大体の状況が知れる訳だが、これの地点名「森」のデータが不可思議だった。
同「函館」や「北斗」よりも積雪の深いのは理解出来るが、「八雲」や「長万部」を上回る値を示すこともあれば、気温データも、より低温のケースが散見されたのである。
森の観測施設であれば、それは森の市街地ないし外縁に存在するものとばかり思い込んでいたのだが、ある時、ふと気がついてそれの所在地を調べて納得がいった。そこには茅部郡森町姫川とあった。森市街地に対して標高125メートルの地点である。近隣に姫川駅があるだけに、ならば「姫川」アメダスじゃないのか、と思うのは鉄道屋だからだろうか。
確かに森町所在に違いはないけれど、豊浦町大岸に設置の施設は「豊浦」アメダスとは言わない。そのまま設置地点名の「大岸」である。

森下り方の海沿い区間は、蒸機の時代から函館海線の定番ポイントのひとつだ。
ここでは、背景の駒ヶ岳と海面をどう取り込むかに考えあぐねた覚えが在る。どのレンズの画角でも一長一短があって難しいのだ。
最近では、300mmあたりで列車だけを切り取ってしまうのがトレンドらしい。それも悪くない。

弱い降水のあった5月の朝である。Tri-X filmを以てしても露出はかなり厳しい。
列車は、5列車<北斗星5号>。

[Data]NikonF4s+AFNikkor180mm/F2.8ED 1/125sec@f4 FujiSC42filter Tri-X(ISO320) Edit by CaptureOne5 on Mac.
関連記事

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://northernrailways.blog.fc2.com/tb.php/162-27567502
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad