FC2ブログ

"Monochromeの北海道 1966-1996" そして Ektachromeの頃

上興部 (名寄本線) 1968

kami_okoppe-Edit.jpg

実は、この頃カラーネガでも撮っていたのである。
ここでは、掟破りではある。

まだ、自分の写真が定まらぬ頃で、当然カラー撮影にも魅力はあった。
ただ、それが当たり前であった時代に、自家処理の出来ないもどかしさと、プロラボでの手焼きなど知らぬ頃ゆえプリントでの発色に不満で、結局はモノクロに絞り込んでしまった。
加えて、フィルムにせよプリントにせよ、外注せざるを得ないそのランニングコストは遥かに高く附いたのである。

これは、前年の夏に続いて再び名寄本線へ遠征した際のカットである。
前の年には撮らず仕舞だった一ノ橋との間の天北峠区間がその目的で、この日の車窓からのロケハンでもめぼしいポイントは見つからなかったけれど、取り敢えずは勾配区間へと線路沿いを歩き始めたところで、この光景に出会った。
放牧地にあったカシワと思われる独立樹の木陰が印象的で、その移動する木陰の方向に合わせて、結局は一日をここで過ごしてしまった。

列車は、1691列車。この当時貨物扱いの在った小向を除く13駅に停車し、遠軽まで7時間あまりをかけて走っていた。

このフィルムには、コダック独自のフィルム名称を示す記号が無く、12987との乳剤番号のみ印字されている。現在につながるオレンジマスクは当時最新の技術で、発売されて間もないものと推定する。
現像直後から冷蔵庫で、その後に冷凍庫で保存のネガは、一部退色の見られるものの、カラーバランスの崩れも無く良好な発色を見せた。退色箇所も、データ上で十分に補正可能なレヴェルにある。(ここでは、あえて補正していない)
現在のフィルムスキャナは、ストレートなスキャニングでも高い彩度をとる傾向が在り、これでも、G系統Y系統の彩度と明度をかなり落としている。

[Data] NikomatFT+AutoNikkor5cm/F2 1/250@f5.6 Non filter Kodak unknown film (ISO100) Edit by PhotoshopCS3 on Mac.

関連記事

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://northernrailways.blog.fc2.com/tb.php/141-9888458c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)